突然ですが、お風呂は好きですか?
わたしたち日本人には『入浴』という習慣があります。
家庭によってさまざまかとは思いますが、日本人の入浴する率は
世界と比べると割合が大きいです。
しかしながらタイトルにあるようにわたしはお風呂が苦手です。
髪の毛も多くて時間もかかるし…
「お湯に浸かることになんの意味があるの?」
とふと湯船に浸かりながら疑問に思ったのです。
・入浴による4つのメリット
・安全・健康に入浴するための3つの注意点
健康やココロ、美容にも効果あり?4つのメリット
具体的にどんな効果があるのか調べてまとめてみました。
1.疲労回復効果
『疲れた日はゆっくりお風呂に入って…』
と昔から言いますよね。
お湯に浸かると、お湯が持っている「温度」「浮力」「水圧」などが身体をほぐし
新陳代謝を促し、血行を良くしてくれます。
血行が良くなると、血液中の栄養素や酸素(ヘモグロビン)が巡り、
疲れが和らぐようになっています。
また、体温が上がることによって筋肉の痛みや緊張感をほぐす手助けをします。
体がほぐれると、リラックスしますね。
2.免疫力アップ
体温が1度上がると免疫力が30%アップする
と言われています。
だとすると入浴は体温上昇の手助けにはかなり効果的と言えます。
体温を1度上昇させる目安は、
38度から40度ぐらいのお湯に10分から15分浸かると良いそうです。
また、37~40℃くらいのぬるめのお湯にゆっくり浸かることは
副交感神経の刺激にもなり、
良質な睡眠や自律神経のバランスを良くするのにかなり意味があります。
これも免疫力の向上にもつながります。
3.メンタルの安定
上記とかぶりますが、37~40℃くらいのぬるめのお湯に浸かることで、
副交感神経の刺激になり、自律神経が整うと、メンタルの安定にもつながります。
日常のあれこれをいったん手放し、1日の疲れを癒す時間にしましょう。
入浴剤や間接照明などを使って、
自分好みのリラックス空間をつくるのもおすすめです。
4.美容にかける時間をつくれる
まずは湯船に浸かることで体温が上がり、
汗をかくと体の中の老廃物を流すことができます。
また、適度な入浴はカロリー消費もできます。
血行が良い状態、筋肉もほぐれやすくなっている状態なので、
マッサージもするとよいでしょう。
ふだん忙しくて時間をかけられない人は、
お風呂でのリラックスタイムに少し意識してみてはいかがでしょうか。
正しく入浴するために注意すること
せっかく健康や美容のためにやろうとしても、
逆に健康を害してしまったり、危険な目にあってしまう場合もあります。
そうならないために以下の3つのことを紹介します。
覚えておいて入浴時はきをつけましょう。
1.水分不足に注意
入浴中は汗をたくさんかくので、水分補給を行わないと脱水症状になってしまいます。
お風呂に入る前に水分補給をしてから入り、お風呂から出た後も水分を摂りましょう。
長時間入る予定のときは、ペットボトルやマイボトルを持ち込んでもいいですね。
2.温度の高いお湯には注意
お風呂の適温は38~40℃くらいと言われています。
そうすると副交感神経が優位になり、良質な睡眠、ストレス緩和につながる
というお話でした。
しかしながら、熱すぎるお湯は逆に交感神経を刺激してしまうおそれがあります。
そうすると寝つきが悪かったり、リラックスができないなどの影響があります。
また、急激な温度の変化によって血圧が大幅に変化し体に負担がかかる場合もあります。
寒い冬はとくに、熱いお風呂へ入りたくなりますが、
熱すぎる温度設定には注意してみてください。(シャワーも同じです。)
3.飲酒後の入浴に注意
これは本当に危険を及ぼす可能性があるので控えてほしいのですが
飲酒×入浴は体に大きな負担がかかってしまいます。
飲酒×入浴により血行が促進され過ぎてしまうと
アルコールが体内へ回る速度が急激にアップします。
そして必要以上に血液が速く全身を回ることで、心臓や脳の血液が減少してしまうこともあります。
すると脳貧血や心臓発作のリスクになります。
また、浴室での転倒だったり、うっかり浴槽で眠ってしまう危険もあります。
お酒を飲んだときは入浴は控えるのが無難かと思います。
お風呂苦手女子が語る、入浴のすすめ◎まとめ
わたし自身、すぐ浴槽でのぼせてしまったり、
時間がもったいないと思ったりで、お風呂が苦手でしたが、
疲れたな~と感じる日は意識して湯船に浸かってみたり、
入浴剤を毎回入れてたのしんでみたりと
工夫をしていたら入浴が習慣になってきました。
そうすると平熱が35℃後半から、36℃後半へ上がりました。
(ほかの要因もあるかもしれませんが。)
では最後のおさらい

・疲労回復
・免疫力アップ
・メンタルの安定
・美容ケアの時間確保
・水分補給を忘れない
・お湯の温度は適温(38℃~40℃)に。
・飲酒時の入浴は控える
危険なことには注意をして適切な環境でできれば、メリットばかりなのでぜひ試してみてください。