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みなさんはピルに対してどんなイメージを持っていますか?
低用量ピルは、正しく服用をすれば女性特有の悩みを改善できる、とてもメリットのあるお薬です。
しかしながら日本での普及率は約3%とまだまだ低めです。
そのため、友人同士や家族でもなんとなく話題にもしづらかったり、名前は知っているけど自分とは関係ないことと思っている女性の方も多いのではないでしょうか。
今回は、低用量ピルを2年以上服用している筆者の体験と感想をまとめました。
服用して変わったこと、これからも継続して飲もうと思う理由などを紹介していきます。
ピルには興味あるけど、きっかけがない…という方は、ぜひ参考にしてみてください。
低用量ピル(OC)とは
わたしがいつも処方してもらっているオンラインピル外来の『クリニックフォア』さんからいただいたピルブックを参考に、低用量ピルの基本的な知識を紹介いたします。
※提供:クリニックフォア
ピルとは女性ホルモンの成分が含まれたお薬のことで、複数種類があります。
・超低用量ピル
・低用量ピル
・中用量ピル
・アフターピル など
含まれる女性ホルモンの量・種類によって呼び方や効果がちがいます。
この記事で説明する「ピル」は上記のうちの「低用量ピル」です。
普段から継続して服用し、女性にとってうれしい効果が期待できるお薬です。
・排卵を抑制する→避妊効果、卵巣のダメージ軽減
・子宮内膜の増殖を抑制する→生理痛や月経困難症の改善、子宮内膜のがんの発症リスク減少
・女性ホルモンのバランスを一定に整える→生理周期の安定、ニキビや気分の落ち込み軽減など
悩んでいる人にとっては、嬉しい効果がありますね。詳しくみていきましょう。
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一般的なピル服用の効果・目的
一般的な低用量ピルの服用による効果は以下のようなものがあります。
避妊
低用量ピルは避妊のイメージが強いお薬だと思います。
実際、低用量ピルを服用することで排卵が抑制され、適切に内服すれば99.7%の避妊効果を得ることができます。
生理不順の改善
低用量ピルは1シート21錠または28錠となっていて、毎日1錠を服用します。
毎日きちんと飲むことによって、女性ホルモンのバランスが一定となり、決まったタイミングで生理が来るようになります。
※低用量ピルを利用して生理周期をずらすことも可能です。
生理痛・子宮内膜症・排卵痛の緩和
低用量ピルを飲むことで、子宮内膜の肥厚(分厚くなってしまうこと)をおさえます。
子宮内膜を薄く保つことによって、月経の出血量の減少、生理痛の軽減、子宮内膜症の予防にもつながります。
排卵を抑制するため排卵痛は起こらなくなります。
がんの発症リスクの軽減
低用量ピルにより、子宮内膜を薄く保つことで、子宮体がんという子宮内膜のがんが発症する可能性が減少すると言われています。
また、排卵を抑制するため卵巣へのダメージが軽減でき、卵巣がんのリスクも減少する効果もあります。
生理前後のニキビや肌荒れの改善
低用量ピルで排卵を抑制すると、肌荒れの原因となる『テストステロン』という男性ホルモンが分泌されなくなり、ホルモンバランスが整います。
そのため、生理前後のニキビや肌荒れは改善すると考えられます。
PMSの改善
PMS(月経前症候群)は「月経前の3~10日の間につづく、からだやメンタルに起こる症状で、月経が開始とともに軽くなっていく症状」とあります。
からだの不調としては、腹痛、頭痛、腰痛、むくみ、お腹の張り、乳房の張りなどがあり、
メンタルの不調としては、情緒不安定、イライラ、抑うつ、不安、眠気、集中力の低下、睡眠障害など。
人によっては自律神経が乱れ、食欲不振・過食、めまい、倦怠感を伴う場合もあります。
原因は、排卵から月経が起こるまでの女性ホルモンの急激な変化と言われており、低用量ピルを飲むことによって安定したホルモンバランスが保てるので改善が期待できます。
低用量ピルの服用がおすすめの人
以下の症状で悩んでいる人は、低用量ピルの服用を検討してみてはいかがでしょうか?
まずは婦人科の病院やオンライン診療で医師に相談してみることをおすすめします。
低用量ピルの飲み方
基本の飲み方
低用量ピルには21錠タイプと28錠タイプがあります。
どちらのタイプも1日1錠、毎日決まった時間に服用します。
服用の時間はご自身で決めて大丈夫です。
就寝前や朝起きた後など、決めたタイミングで1錠服用しましょう。
スマホのアラームやリマインド機能を使うと飲み忘れを防げて良いと思います。
💊 21錠タイプの低用量ピル(OC)の場合
21錠の実薬(ホルモンが入っているお薬)を毎日決まった時間に服用し、21錠飲み終えたら7日間休薬します。休薬後2〜3日で生理が来ます。
7日間休薬をしたら、生理の途中でも次のシートの1錠目を飲み始めます。
💊28錠タイプの低用量ピル(OC)の場合
21錠の実薬を毎日決まった時間に服用し、22錠目〜28錠目の7日間はホルモンの成分が入っていないプラセボ(偽薬)を服用します。1シート服用が終わったら、そのまま次のシートを飲み始めます。
プラセボは飲み忘れを防ぐために用意されており、飲み忘れても問題ありません。もし飲み忘れた場合はその1錠を破棄しましょう。
わたしはずっと28錠タイプを服用していました。休薬後の飲み忘れが怖い場合には28錠タイプがおすすめです。慣れてきたらプラセボは飲まずに破棄していました。
低用量ピルの服用を始めるとき
はじめて低用量ピルを服用するときです。
原則として、生理初日にシートの1錠目を飲みます。
その他のタイミングで服用を始める場合は、医師に相談し、指示に従い服用を開始してください。
低用量ピルを飲み忘れた場合
万が一、飲み忘れてしまっても慌てなくて大丈夫です。
飲み忘れた錠数(1日かそれ以上か)によって対応が異なります。
💊1錠(24時間以内)の飲み忘れ
気づいた時点で飲み忘れた分を服用し、その後いつもの時間に服用します。1日2錠服用しても問題ありません。
例:毎晩22時ころ服用していたが、昨日飲み忘れていることに気づいた。翌朝10時に昨日の分を1錠飲み、その晩22時にいつも通り服用する。これはOKです。
💊2錠以上飲み忘れ
服用を一旦中止します。服用を中止すると生理(出血)があるので、生理の1日目に新しいシートの1錠目から服用します。
その場合、途中になってしまったシートはもう使用することができません。
2日連続で飲み忘れた場合には排卵が再開する可能性が高く、避妊効果は下がります。避妊したい場合には、低用量ピルを7日間連続で服用するまでは他の避妊方法を使用しましょう。
低用量ピルの副作用
イメージとして「ピルは副作用が強いお薬」という思われる人も多いかと思います。
しかし現在はピルも改良が繰り返し行われており、個人差はありますが低用量ピルについては、特別なリスクになる要素に該当する場合を除き、副作用が起きる可能性は低いと言われています。
代表的な副作用は以下のものです。
- 吐き気
- むくみ
- 乳房の張り
- 頭痛
- 腹痛
- 血栓症のリスク
- 不正出血
- 気分の落ち込み、抑うつ症状
- 眠気
実際服用している体感としては、低用量ピルの副作用で吐き気や腹痛が起こることはありませんでした。
むくみや乳房の張りなどについても、ピルを服用していないときと特に差は感じません。
今回とは別件ですが、中用量ピル、アフターピルについては、低用量ピルと比べると副作用があらわれる可能性とその程度も強いとされています。
実際に服用して起こった変化5選
2年以上低用量ピルを服用しています。低用量ピルを服用してから起こった変化を個人的な体感メインで述べていきます。
あくまでも個人の感想ですので、個人差や該当しない場合もございます!
生理不順の改善
わたしは元々はかなりの生理不順で、量は少なく、日数が続くタイプでした。
ピルを飲み始めてからは、周期が安定し、生理期間も5~6日で終わります。
いつはじまって、いつごろ終わるのかが自分で把握できるようになり、精神的にもかなり快適に過ごせるようになりました。
個人的にはこれが1番嬉しかった効果です!!
生理痛の有無
もともとわたしは出血が軽かったため、生理痛も軽く、ピルを飲んだことによる生理痛の緩和の実感はありませんでした。
一定の出血量になったことによって、2〜3日目には身体のだるさや腰のあたりが重く感じることがあります。
しかし生理不順のときは、半年〜1年に1度かなり重たい生理があり、そのときの生理痛の痛みは動けなくなるほどでした。ピルで一定にすることによってそれらはなくなりました!
PMSへの影響
PMSも生理痛と同様で、もともとあまり自覚症状がなかったので、劇的な緩和の実感はありません。
プラスの影響といえば、「来週生理が来る」「明日、明後日ころからはじまるかも」と生理開始の予測ができ、生理前にすこし不調のときその理由がわかるので、メンタルの安定には繋がっている気がします。
体温・代謝の上昇
詳しくはよくわからないのでピルの影響だけとは言い切れませんが、わたしの場合は、平熱が約1℃あがりました。
10代、20代前半は、平熱が35℃前半でした。
低体温で特別困ったことはなかったですが、免疫力や代謝の観点からすると、健康リスクはあると言えます。
現在の平熱は36℃後半になり、平熱が上がったことは自覚しています。
それに伴ってなのか、おそらく代謝も上がりました。
以前より汗をかいたり、お腹が空くのが早く感じます。
肌荒れの改善
低用量ピルの種類によりますが、肌荒れが起きにくくなりました。
以前は生理前にお肌の調子が悪くなることがありましたが、現在はニキビ(吹出物)ができることはあまりなくなりました。それでも別の要因と重なりお肌が荒れることはあります。
特に男性ホルモンの影響でできやすいと言われている『顎ニキビ』がほとんどできなくなりました。
ちなみにわたしは「トリキュラー」→「マーベロン」→「トリキュラー」と一度種類を変えて服用しました。お薬の種類により大きな差は感じられませんでした。
【注意】低用量ピルが飲めない人
ここまでメリットを紹介してきましたが、以下に該当する場合は、低用量ピル服用によりリスクを負う可能性が大きいため、服用をおすすめできない場合があります。
※下記情報は資料を参考にしているため、実際の判断は医師へご相談ください。
・年齢35歳以上でタバコを1日15品以上吸う方
・年齢45歳以上で低用量ピルの使用経験がない方
・トラネキサム酸(トランサミン)を継続的に飲んでいる方
・医師に片頭痛と診断され、お薬を処方されている方
・血栓を起こす病気と診断された方
・妊娠中あるいは授乳中の方
・出産後、手術後1か月以内の方
・今後1か月以内に手術をする方
・過去にがんと診断されたことがある方
・低用量ピルにアレルギーをお持ちの方
どこで処方してもらえる?病院へ行く?オンライン診療ってなに?
ピルの処方は医師の診断が必須となります。
ピルを扱っている病院(婦人科など)へ相談し、医師の診断後に処方となります。
ピルの服用のリスクのひとつである血栓症になりやすい体質かどうかを調べるための採血がある場合もあります。
また最近では、オンライン診療を行っている病院や、ピルのオンライン診療&処方を受けられるサービスも増えてきています。
費用はかかるものですが、女性にとってのメリットも多くありますので、興味がある方は医師へご相談してみてはいかがでしょうか。
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オンライン診療なら「クリニックフォアオンライン」がおすすめ
クリニックフォアは、医院に在籍の医師の方がオンラインで診断をしてくれるサービスです。
Webで予約が取れて、電話またはビデオ通話での診療が可能です。
病院に行く時間が取れないときや、病院へ行くのは躊躇している方にもおすすめの受診方法です。
当日の予約も可能となっています。
【予約可能時間】平日9:00〜20:15、土日9:00〜18:15。15分刻みで予約可能となります。
空き情報や詳細はクリニックフォアオンラインのページをご覧ください。
わたしは3シートや6シートをまとめて処方してもらっています。
最後の1シートの半分くらいなくなったら、クリニックフォアオンラインで処方してもらう流れです。
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ご相談のみの場合は診察料がかかります。ご注意ください。
ピルや生理に関する情報や、FAQ(よくある質問)も読めるので、興味のある人は一度サイトを覗いてみてください。
まとめ:低用量ピルと気軽に向き合おう
効果の実感や副作用に個人差はありますが、ピルにはいろいろなメリットがあります。
生理やPMSという女性特有の症状で悩んでいる方には、検討してみる価値はあると思います。
解消できる悩みは軽くして、快適に生きましょう♪