【生きづれぇ】HSPの特徴と向き合い方。泣きたくなる場面6選。

HSPのライフメンタル
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人はかなしいと泣きますね。感動しても泣きます。
個人差はもちろんありますが、感情涙腺はリンクしていると言えるでしょう。

近年その言葉が注目されはじめているHSP。
「とても繊細な人」のことをあらわす言葉です。

私もHSPの気質を多く持つひとりなのですが
今回は「涙」にフォーカスしてHSPあるあるを書いてみました。

専門的なことではなく、あくまでわたしが日常で感じたことをベースに
対応方法を考えてみた内容になります。

似たタイプのHSPの方には「この人もなんだ」と思ってほっとしてもらえたらうれしいし、
身近にHSPの人がいて、HSPの理解を深めたい方には少しでも参考になればうれしいです。

この記事はこんな人におすすめ

・涙もろいタイプのHSPさん。
→「この人も同じなんだ」と思ってほっとしてもらえたらうれしいです。

・身近にHSPの人がいる人。
→すべての人に当てはまるわけでありませんが、HSPの理解を深めたい方には少しでも参考になればうれしいです。

HSPとは?はるるかの場合。

そもそもHSPとは?
冒頭で触れたとおり「とても繊細な人」
英語で「Highly Sensitive Person」その頭文字をとってHSPと言われています。

HSPで調べていただくとたくさんの資料が出てくるので
専門家でもなんでもない私からは詳しくはお伝えしませんが
よく言われている4つの特性はこちら。

HSPの4つの特性

(1)丁寧で、深い情報処理を行う(Depth of processing)
(2)過剰に刺激を受けやすい(Over aroused)
(3)感情の反応が強く、共感力が高い(Emotional reactivity and high empathy)
(4)些細な刺激にも反応する(Sensitivity to subtle stimuli)

難しく書いてありますが、簡単に言うと
気になることが多かったり、深く感動、反対に深く傷つくことも多く、
人やもの(音や光・匂いなど)から受ける影響が大きい人ことです。

HSPとひとくくりにしても、個人によって気になることが異なりますし、
感情の動きの表現方法も異なります。

私が自己分析した結果、私の特徴はこんな感じです。

✔とにかく涙もろい。感情が動くとき、泣く。
✔人の言葉や態度に敏感。
✔かなり傷つきやすい。
✔良くも悪くも深く考え込む。

「わたしも~」って方や、身近にいる人がこんな感じだったら
共感できるかもです。


こんなときに泣きたくなる6選と対処方法

自分の意見が言いたいとき

自分のことを話すのが得意な人からすれば、なんてことないことなのかもしれません。

または、自分のことを話すことに興味がない人。話さない人。話すとしても深く考えずに言える人。
そういった人にも共感はしてもらえないかもしれません。

自分の気持ちや意見を主張しようとすると、
大切なことほど、言葉が出てこなく、涙が先にあふれ出てしまいます。

『自分のことを話したくない』と思って泣いているわけではありません。

聞かれたことに答えよう、答えなきゃと思うほど、
喉の奥がギュッとして、息は詰まり、喋れません。

相手や場面が、大切であればあれほどうまく答えられません。
誤解されることもたくさんありました。

そんなときの対応

・まず深呼吸
・「悲しくて泣いているわけではない」「何か嫌で泣いているのでない」などと状況を伝える
・いま話せることなのか、すこし時間がほしいのかを考えて、素直に伝える

理解してもらえれば、自分のペースで聴いてもらえますし、
理解してもらえなければこちらも無理をする必要はないと思ってOKだと私は思うようにしています。

否定されたと感じたとき

直接的に否定されたときはもちろん、
何気ない会話の中でも自分の意見や存在を否定された気分になり
傷つくことってありますよね。

そんなことはなるべくないほうがいいのですが…
毎日人と関わっていたらなかなかゼロにすることは難しいです。

そんなとき人によって”怒り”、”悲しみ”、”無視”、など対応が分かれますが
私の場合は”悲しみ”、”動揺”によって涙が出ます。

相手が自分にとって重要な人ほど反射的に泣いてしまいます。
どうでもいい相手にはそこまで感情は動かないからです。

そんなときの対応

・まず深呼吸
・どういう意味の言葉なのか考える、聞く

どういう意図で発した言葉なのか、聞ける関係性であれば聞いてみましょう。
聞いたうえで、本当に否定する目的で発された言葉ならそんな相手は無視して平気です。

受け取り側が『否定された』と感じた場合も、発した本人はその気がない場合もあります。
そのパターンの場合は、今回のような言い方だと否定されたと感じてしまう、ということを伝えてみましょう。
あなたを大切に思う相手であれば、きっと聞いてくれるはずです。

自分のせいで相手が不機嫌だと感じたとき

誰かといると、人の態度や顔色に敏感になってしまうのがHSPの特徴のひとつでもあります。

こちらも人によって反応は異なりますが、
わたしの場合はこちらも”動揺”によって泣きたくなります。

『わたしなにかしちゃったかな』
『いまこの場にいるのはわたしとこの人だけなのに、機嫌が悪そうってことはわたしのせいかもしれない』
『いまのわたしに対してのため息かな』
『さっきの言い方が悪かったのかもしれない』

考え出すと止まりません。脳内がこんな思考でぐるぐる回ります。
限界が来るとひとりでその場から離脱して泣くこともあれば、
話しかけられた瞬間に泣いてしまうこともあります。

そんなときの対応

・まず深呼吸
・『わたしのせいかも…』という気持ちを捨てきれなくても、とりあえず自分を責めることをやめる。
・普通に話しかけて様子をみる。

普通に話しかけてみて、相手が何ともなければ自分の杞憂で済みます。
なにかその場に問題があった場合は、冷静に対応できるよう心を落ち着かせましょう。
冷静に対応できなそうなときは相手とは距離を置きましょう。

人が責められているとき

HSPの特徴の”共感力”の部分が強く反応したときに出ます。

自分が言われていることではないのに、
目の前に人が怒られたり、プレッシャーを掛けられたりしているのを
見ているだけで苦しくなります。

ときには『いまはあの人に言っているけど、普段わたしも思われているかも』と
考えてしまい、勝手に自分を責めるときもあります。

そんなときの対応

・まず深呼吸
・必要な情報がある場合はそこだけを聞き、それ以外は聞かない。
・つらいときはその場から離れる。

人を責める言葉は聞いていて心地よいものではありません。
パッと割り切って、自分を守りましょう。

人から圧を感じたとき

今度は自分が責められている気分になったときです。

これがいちばん苦しいです。
涙は勝手に溢れ、声が震え、心臓は高鳴り、手も震えます。

そんなときの対応

・まず深呼吸
・落ち着いて話せそうな場合は、言葉の真意を尋ねる。
・落ち着いて話せない場合は「いまは冷静に話せない」と伝える。

『否定された』と感じた場合と似ていますが、
できそうな場合は、本当に相手が自分を責めているのか確認してみましょう。
こちらが冷静に尋ねることで、相手の勢いがおさまる場合もあります。
おさまらない場合は「いまは話せない」と伝えましょう。
お互い大切な人同士であれば、時間がかかったとしても冷静に話すことができると思います。

深く感動したとき

これまで5つと異なり、最後は感動の涙です。

感情が動くときに涙が出る、ので、
”悲しい”、”動揺”、のほかに”感動”があります。

誰かの言葉や行動がうれしかったり、
映画や本に感動したり、
綺麗な景色を見れたときに自然と涙が出ます。

感動スイッチが早いため、すこしの刺激ですぐ泣きます。

そんなときの対応

気の済むまで感動に浸りましょう。心のエネルギーになるはずです。
人にされてうれしかったことは、相手にそのまま感謝の言葉を伝えましょう。

まとめ:まず深呼吸。そして冷静な対応、できないときは無理をせずに離脱。

いかがでしたでしょうか。

普段からこんな感じのわたしが、自分の気質と向き合ってみて
わかったことがひとつ。

まず深呼吸。

これです。

冷静さを欠いてしまうと、両者伝わるものも伝わらないし、
冷静になることで、自分の心を守るために取るべき行動が、判断できます。

もちろんできないときもあるので、
そんなときは相手とその感情と距離を置き、
落ち着いてから対応するようにしましょう。

まだまだわたしも試行錯誤の途中なので
これでカンペキ!というものではないですが、
すこしでも泣いてしまうことに対して
気が楽になればうれしいです。

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